株式会社テラ
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Project Vol.04Bigtincan Hub事業
Project Vol.04 一人の男との出会いから始まった次世代アプリケーション事業
Bigtincan Hub事業
それはデバイス上の
四次元ポケットだった

Bigtincan Hubとは、ビジネスで使用するあらゆる膨大な書類を一元で管理するなど、生産性を高めるためにあらゆる工夫がされている多機能アプリケーションである。例えば、営業成績のいい営業マンが使っている資料をほかの社員が共有したり、最新の資料を瞬時に閲覧することも可能だ。インターネットの接続環境に左右されないため、場所と時間を選ばず自分で仕事をコントロールすることができる。

また、コンテンツの中で何がよく使われているのだろう、どの資料が実際に役に立っているのだろうというコンテンツIQ(コンテンツの価値をスコア化したもの)の測定もBigtincan Hubの特徴のひとつだ。コンテンツIQを測定することにより、コンテンツそのものも最適化することができるのだ。ただ閲覧するだけではない点が他にはない圧倒的な価値提供である。

このように、例えていうならばデバイス上の「四次元ポケット」であるBigtincan Hubとテラの出会いは一人の男から始まっている。どんな出会いも大切にし、可能ならば仕事のチャンスにする。このプロジェクトはテラの理念である「人を大切にする」姿勢が、やがて大きな事業に発展する一つの例である。

iPadが普及し始め、スマートフォンがどんどん世の中に出回ってきたころ、テラはある一人の男との出会った。その男は高校生からオーストラリアに単身渡った日本人で、すでに現地で就職していた。彼が手にしていたのは日本では例をみないほどの法人向け機能満載のアプリケーションだった。このアプリケーションがBigtincan Hubだった。

副社長横田はBigtincan Hubを最初に見たときに、その多機能さに驚いた。周りの社員達も手にしてみたところ、「法人向けでここまで多機能なアプリケーションはない。ただの情報共有じゃない。これはすごい。」とびっくりした。早速ドコモやauに持って行ったのだが、機能が多すぎて逆に売りにくいといわれる。しかし、いつかこのアプリケーションが世の中に出ていく日が来ると信じていた社員達は、まだ日本のマーケットが温まるまで2年はかかるとは思っていたが、事業部として立ち上げることを社長と相談して決めた。

2016年、流れが変わる出来事があった。アメリカのApple社がiPadに推奨するアプリケーションとして、このBigtincan Hubを選出したのだ。日本ではまだまだ受け入れられなかったが、アメリカではすでにその機能性や使いやすさが評価されていたのである。このことは、働き方改革や生産性向上に繋がるモバイル活用をもっと国内に普及させていこうと考えるテラにとって、大きなインパクトがある出来事であった。

横田はApple社にセミナー開催の依頼を受け、全国のAppleストアに足を運び始めた。まだまだ集客にはいたらない。しかし、明らかにお客様の反応はApple社に推奨された出来事以前より変わっていった。その機能に感嘆するお客様のリアクションの変化を肌で感じたのである。あと1~2年くらいで日本でも市民権を得て普及するだろう。このプロジェクトはここから2年くらいが勝負である。