株式会社テラ
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Project Vol.05修理事業
Project Vol.05 とことん向き合え、お客様の声
修理事業
社会に必要とされ続けるには
何が必要か

突然スマートフォンの画面が真っ暗になってしまい、立ち上がらなくなってしまった。せめてデータだけでも取り出したい。バックアップを取っておけばよかった。後悔が入り混じった気持ちで店員の手元をすがるように見つめる。このような経験はないだろうか。テラの修理事業はお客様の声に耳を澄ませて立ち上がったプロジェクトである。キャリアショップにとどまらない。国内シェアNo.1のiPhoneに始まり、各社Android端末、最近登場した格安SIMの会社にも対応でき、お客様にとことん向き合うサービスとしてリリースしている。

ある新聞に「スマホの修理が出来る会社ができました」と記事が載った。この記事を読んだ社長の佐藤はなんとかしてこの社長に会いたい、と思った。みんな修理に困っていたからだ。とにかく無性に会ってみたかった。あちこちに声を掛けると、世の中は狭いものでしばらくして友人に紹介してもらうことになった。

当時はまだスマートフォンの普及率は高くない。修理の需要も当然少なかった。スマートフォンの修理もマンションの一室でやっているようなイメージだった。佐藤は思った。マンションの一室ではなくこれをもっと見た目を整えていけば、ホワイトなビジネスになるんじゃないか。ホワイトなビジネスになれば、人も採用しやすくなり永続性も備わるだろう。

当時auやドコモの携帯の修理は、アメリカ資本が入る大企業の日本法人が請け負っていた。しかし格安SIMの端末の修理は対象外である。そこでテラが格安SIMの端末の修理も対応することができれば大きなビジネスになるのではないか。

我々は動き出した。早速一般社団法人スマートフォンリペア協会を立ち上げる。2014年電波法改正。市場拡大を受けて、スマートフォンの修理ビジネス拡大が予想されていたからだ。この流れは仕事を請け負う会社にとってはありがたいことであった。しかし事業者登録制度が取られ、その登録業務が煩雑でコストが増えた。そこで協会では、加盟している業者と登録ノウハウを共有することに。登録ノウハウの共有により業務のコストと時間の節約を実現することができた。今日スマートフォンリペア協会は修理事業の整備と拡大に寄与している。

このような地道な行動が実を結び2017年頭に法人様から契約をいただくことができた。しかしテラの他の事業と比べると売り上げそのものの規模はさほど大きくない。このビジネスは収益の規模というよりも、一つの技術や知見がビジネスに繋がる一つの例になったと思っている。

スマートフォンの普及率は上がり、スマートフォン自体が売れる時代は終わっている。会社が社会に必要とされ続けるためには、携帯の販売に留まらず新しいサービスを生み出していかなければならない。新しいサービスを生み出そうとする状況下の中で始めた修理事業は、実際にやってみて分かったことや感じたこと、知見や経験を他の事業にも十分活かすことが出来ることに気付く。

また、忘れてはならないのは、この修理事業はお客様から心からの「ありがとう」を頂ける事業だということだ。復旧をあきらめていたデータが再び手元に戻ってきたお客様からいただける感謝の気持ちは格別だ。お客様の声に耳を澄ませ、サービスを創り提供する姿勢は、「社会に必要とされ続けること」を理念に掲げるテラの目指す姿である。