2021.06.21
テラ×ライフスタイル紹介 須川美保
テラに入社しショップスタッフとして約5年間勤務した後、結婚を機にECサイト担当者として本社へ異動した須川美保。その後、滋賀県へ引越し完全テレワークをしている。現在は経営企画室 営業企画グループに所属し、主に子会社である株式会社AND SHIELDのHPやEC関連を中心に立ち上げから活躍されている。テラのVISION、「人を起点に、時代の風を読み、未知の領域に果敢にチャレンジし、より大きなビジネスフィールドへ漕ぎ出す。」をまさに体現している。
いつも明るく笑顔が素敵で、完全テレワークで働いているとは思えないくらい身近に感じられるコミュニケーションが上手な方。そんな須川さんは、滋賀県在住で子育て奮闘中のお母さん。
子育てと完全テレワークでの仕事を両立している須川へ、話を聞いてみた。
須川「結婚をして移住することは決定事項で必要だったのですが、テラが大好きで働き続けたかったので当時の店長や上司、副社長に相談させて頂きました。
その後面談の上、ECサイトの担当者としてテレワークで働いてもらえないかと打診を受け、今の働き方があります。本当に感謝しています。」
テラのどんなところが須川のテラ愛を生んだのか。
須川「一番初めのきっかけは就活中の会社説明会です。その時対応してくださった皆さんがすごく楽しそうに仕事の話をしていたり、副社長が嬉々として事業紹介をしたりしていました。これから社会に出る私たちに対してもすごく一生懸命に話をしてくださったんです。アルバイトの経験もあまりなかったので、仕事に対してワクワクするというイメージがなかったのですがこんなにワクワクしながら仕事が出来る会社って素敵だなと思いました。
入社してから配属になったショップには、前向きな人しかいなくて皆で目標を達成しよう!という姿勢がとても好きでした。その後内定者研修にも携わらせて頂き、色々なことに触れることが出来ました。挑戦させてもらえる環境です。
前向きな方々がたくさんいる、そんなテラが大好きです。」
笑顔でテラ愛を語ってくれた。
新型コロナウイルスの影響によりテレワークが推進されつつある世の中だが、須川はもっと前からテレワークをしている先駆け的な存在。
前例がない中どのように乗り越えたのか聞いてみると、
須川「完全テレワークになりたての頃を思い返してみると、副社長にweb会議の存在は聞いていましたが部署ではスタンダードではなく使用することは全くありませんでした。
メールやチャット、電話でのコミュニケーションが主流かつ当時は対面で仕事をするのが当たり前の時代でしたが相手が今何しているのかわからないので、今連絡して良いのかどうかわからず葛藤がありました。しかしECサイトはお客様あっての仕事なので迷っている時間がもったいないなと気付いてからはとりあえず電話してしまおう!と気持ちを切り替えました。とにかく仕事を進めることを意識するようにしました。
今はweb会議が当たり前になって、仕事がとてもやりやすくなったなと感じています。」
筆者がテレワークになりたての頃、須川の文字コミュニケーション術を見習うよう当時の上司に言われたことがある。
須川「ECサイトは対面ではなく文章でお客様と接します。私の文章を見てお客様がどのように感じるか、自分が見てどのように感じるかがすごく気になるので必ず送る前に一度読み返して違和感がある箇所がないかどうか確認しています。
送信先には人がいて、受け取る心があります。
事実を伝えなければならない時にも、しっかりと事実は伝えつつお客様になるべく不快な思いをさせないようにと。これは社内外問わず意識しています。」
“受け取る心がある” 文章でも対面でも、このことを強く意識していることが須川の紡ぐ言葉から伝わってくる。
須川には2歳になったばかりの息子さんがいる。
仕事と子育て、どちらかを選択することも出来るが両立していてよかったなと思うことについて聞いてみた。
須川「最近喋り始めて、ますます可愛いです。子供には保育園に幼い頃から通ってもらっているので少し申し訳ない気持ちが預ける前にはありました。しかし、今は周りに同い年のお友達やお兄さんお姉さん、先生や大人の方々と過ごしていることで人見知りもあまりしないし色々なことに興味をもっておしゃべりしたりダンスを踊ったり歌ったり、すごく成長を感じています。
私自身も産休・育休を経て1年前に仕事復帰し、ECサイトから株式会社AND SHIELD(子会社、衛生関連事業)という未知の事業に携わらせて頂いて、事業の立ち上げやインサイドセールスに挑戦するなどして少しずつ出来ることが増えてきていると感じるので一緒に成長していると感じられることがとても嬉しいです。また、会社に勤めているということでテラの皆さんと触れ合いながら仕事をすることが出来ていたりお客様とオンライン上ではあるがメール等でやりとりをして喜んでもらえたり、貴重な経験が出来ているなと思っています。
子育てと仕事を両立していてよかったな、と良く思います。」
息抜きの時間はあるのか、聞いてみた。
須川「平日は朝からバタバタなので、夜子供が寝た後が大人だけの息抜きタイムです。
好きなゲームをしてみたり、動画を見たり電子書籍で漫画や本を読んだりしています。お菓子を食べながら(笑)、過ごしています。
土日は仕事が休みでゆったりと子供と過ごせるので、公園に行ったりお買い物に行ったりしています。子供と触れ合えて成長も感じられるので、とても息抜きになります。」
女性たちにとって、これからの働き方のついて不安になったりすることもあると思う。
20代の時、やっておけばよかったと思うことは何か?
須川「入社後ショップスタッフとして約5年勤めていて、この先どういう仕事に携わっていくのかなど将来の不安は正直ありました。これまでアルバイトの経験もほとんどなく、接客に自信がありませんでしたが未知の世界に挑戦して、チームの目標に対してどう取り組むのか、自分としてどういう取り組みが出来るのか考える力が身に着きました。お客様に対する接し方など、接客という苦手だなと思っていたことに関しても挑戦してみるとその後の今に繋がっていくのではないかと思います。
ショップスタッフからECサイトの担当になって、ショップスタッフ時代の経験が活かされていると感じる場面が多々あります。お客様への説明の仕方など、相手目線で考えられる視点を持つことが出来ました。無駄なことは何もないんだなと感じています。」
須川のこれからの目標について聞いてみた。
須川「目標は大きく2つあります。
1つ目は家庭と仕事の両立をすることです。全部両立させられて、かつ色々なことにも挑戦できる存在になりたいです。全部の両立は難しいとわかっていますが、出来る限りやって家族にも仕事を応援してもらえるようになれればなと思っています。周りの方々への感謝を忘れず、テラがもっと大きくなるように盛り上げていきたいです!
2つ目は皆と協力しながら前向きな気持ちで色々なことに挑戦してテラをもっともっといい会社に、盛り上げていきたいなと思っています。今テラハピ(社内プロジェクト)にも参加しているので、テラハピでも業務でも盛り上げていきたいです!」
“挑戦”、“盛り上げたい” 須川の成長はまだまだ止まるところを知らないようだ。
物理的な距離は遠くとも、心の距離が近ければコミュニケーションがしっかりと取れ、スムーズに仕事が出来るということを身をもって示してくれている。
風の時代、須川は多様な働き方を推進するテラの未来へのロールモデルとなりそうだ。