導入事例

「Mobile Study」で内定者との双方向コミュニケーションを確立
株式会社バンダイナムコゲームス様
コーポレート本部 人事部ゼネラルマネージャー 大久保 博行氏
株式会社バンダイナムコゲームス様 株式会社バンダイナムコゲームスは、バンダイナムコグループの再編において株式会社ナムコと株式会社バンダイのゲームコンテンツ事業を統合して誕生。

業務用アミューズメント機器や家庭用ゲームソフトの開発・生産・販売から、モバイルコンテンツの企画開発販売に至るまでを幅広く手がけている。
 バンダイナムコゲームスでは内定者に簿記の知識を身に付けることを推奨しているが、ただテキストを配布するだけの研修方法ではなく、総合エンターテイメント企業としてのバンダイナムコゲームスらしい研修方法を検討し、「エムスタ」を導入することとなった。
内定者教育のための効果的かつ効率的な手段として
「バンダイナムコゲームスでは、内定者には入社前に会計の知識を身に付けてもらうようにしているのですが、効果的な教育方法がなかなか見つからない状況でした。」
大久保氏は、大勢の内定者に対して効果的に効率良く提供することのできる教育方法を探していた。現状の内定者教育体制は、テキストやプリントを郵送する方法を取っているが、この方法は資料を送る頻度によっては非常にコストがかかってしまうという問題があった。
かといって、全国各地の内定者を呼び集めて集合研修を行うことも頻繁にはできない。また、パソコンによるメールはコスト的にはメリットがあるが、いつメールを見たか確認できず、リアルタイム性の追求が難しくなる。
このような問題を解決すべく、テキスト等のベースの教育にプラスアルファできる、リアルタイム性のあるレスポンスの早い教育手段を探していたのである。
携帯電話を利用したリアルタイムのレスポンスが期待できるシステム
「エムスタ」導入の決め手は、携帯電話を利用した教育システムであるということがポイントであったという。「携帯電話の普及率、携帯性、リアルタイム性には弊社も以前から注目しており、自社開発によるシステム構築を検討したこともありました。
 しかし、システム開発の費用対効果を検討すると、開発に踏み切ることが出来ずにいました。」(大久保氏)
そのような中で、エムスタ」はASPで利用できるため比較的低コストで運用開始ができ、さらにリアルタイムのレスポンスが期待できる、理想的なシステムであった。
また、携帯電話の新機種追加に伴うバージョンアップ等にも対応していることなど、eラーニング用パッケージシステムならではの利便性が導入の決め手ともなったのである。
集計・分析機能で弱点を把握し、再度配信により補強
バンダイナムコゲームスの内定者教育では簿記検定3級の資格取得支援として教材を配布している。教育担当者はテキストやプリント等の配布した教材の学習効果をより高める狙いで、エムスタの問題を作成している。
 具体的には、教育担当者がポイントとなる問題を配布教材から抜き出して独自にアレンジして問題にし、1回に5問程度の問題を毎日配信した。
更に、週末にはエムスタの自動集計機能で出た解答結果を分析して正解者が少なかった問題を抽出し、その部分を再度配信して、復習を促すことによって弱点を補強することもできたのである。
問題を作ることができるメリットを生かす
「簿記検定の試験は記述問題が多く、「エムスタ」の選択式の解答形式とは違っているため、選択式に適した問題と回答にアレンジする部分について工夫が必要でした。ただ、簿記の中で重要かつ基本でもある「仕訳」の問題については、問題を選択形式にアレンジし易かったこともあり、傾向をつかんで慣れるのにあまり苦労は要しませんでした。また、慣れてしまえば問題の作成には時間はかかりませんでした。」(大久保氏)
 問題を自由に作る事ができるため、既存の問題をアレンジしたり、重点を絞って出題することも可能なのである。
携帯電話利用で、利用者もなじみやすい勉強方法
「解答の返信に関しては時間帯のばらつきは多少あったものの、確実に返信をしてくれていました。
また、随時解答結果を確認することができるので、その点に関しては非常に安心でやりやすかったです。問題のダウンロードにかかるパケット料金については、ほぼ毎日配信をしていたが、内定者から疑問や不満が出ることはなかった。」と大久保氏は言う。
 また、内定者の間では、毎日の問題配信時に送られる配信通知メールを勉強の開始合図として利用する習慣が広まっていたようだ。携帯電話を利用したシステムであるからこそ、内定者側もスムーズに受け入れることができ、その結果、リアルタイムのレスポンスも実感することができたのではないだろうか。
会社と内定者とを繋ぐコミュニケーションツールとしても効果的
「エムスタ」を使った内定者教育について、内定者へ感想を聞いてみたところ、その反応は非常に好評だったという。学校で配信された問題をやっていると、他の学生から注目を浴びたりして話題になっていたようだ。
 また、毎日問題が配信されてくるため、会社が常に気にかけてくれているという意識を持ってくれた内定者も多かったようだ。
そういう意味で、会社と内定者とを繋ぐコミュニケーションツールとしても効果があったのである。
検定合格率が全国平均を上回る効果
「エムスタ」を導入したことによる効果をたずねたところ、「今年度の簿記検定3級の合格率は全国平均が3割でした。これに対して、今年の弊社内定者の合格率は5割以上と全国平均を大きく上回っています。この結果に関しては内定者さん各個人の努力によるところが大きいのは当然なのですが、効果的な教育体制も大きく貢献したと思います。」(大久保氏)という成果が出ている。
教育担当者は、回答の結果をリアルタイムに把握することができたため、個別の状況に合わせて「仕訳」に関しての問題を繰り返し配信するなど、細かなフォローができ効果的な勉強につなげられたようだ。
 また、問題配信時の通知メールが勉強開始の合図となりペースメーカーとしての効果を発揮していたことは、当初は予想もしなかった意外な効果であったようだ。 「これまでの内定者教育と比べて、問題の作成、配信といった手間は増えましたが、手間以上の効果的な教育ができたように感じています。」(大久保氏)
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